2015年10月24日

アンテナフェーザーで都市雑音対策

イギリスのブロガー London Shortwaveさん は、今月投稿した記事の中で、短波受信の妨げとなる都市雑音、その中でもPLTと呼ぶ電源ライン通信が原因となる妨害への対策として、アンテナフェーザー(Receive Antenna Variable Phasing Controllers)の効果を紹介しています。PLTとは日本でいうPLCのようなものです。

アンテナフェーザーとは、物理的に離れた2つのアンテナをPhaserと呼ぶ機器へ入力し、2つのアンテナに共通する信号は通過させるが、一方のアンテナのみに入力するノイズは遮断するもの。

10/13にrtl-sdr.comさんが、London Shortwaveさんの製品試用記事('15.10.5)を紹介しています。

●rtl-sdr.comさんのブログ
http://www.rtl-sdr.com/mitigating-qrm-interference-with-an-antenna-phaser/
●London Shortwaveさんのブログ
http://london-shortwave.blogspot.co.uk/2015/10/dealing-with-urban-radio-interference.html

”Experiment with a phaser"という記事の中で、アンテナフェーザとして2種類、MFJ Enterprise社の MFJ-1026 ならびに DX Engineering(DXE)社の NCC-1 を試してみたとのこと。

どちらも PLTノイズに効果的であったが、NCC-1の方が細かい調整ができて実践的と評価されています。紹介されているYouTubeビデオは NCC-1 による雑音抑制効果を示したものです。お隣さんがPLTをご使用されているそうです。
https://youtu.be/PLoJawioLOk

■ NCC-1製品紹介
http://www.dxengineering.com/search/product-line/dx-engineering-ncc-1-receive-antenna-variable-phasing-controllers?autoview=SKU&keyword=NCC-1&sortby=BestKeywordMatch&sortorder=Ascending

■ MFJ-1026 製品紹介
http://www.mfjenterprises.com/Product.php?productid=MFJ-1026

アンテナフェーザーは、PLT対策に限らず広く都市型雑音対策として使えるようです。特に2つのアンテナの位置で妨害の状態に極端な差異がある場合雑音源がすぐ近くにある場合に効果が期待できそうです。ただし、記事にある海外のPLTについては、日本のPLCとは法律の規定や周波数の違いがあります。どちらも重大な妨害を与えることに違いはありませんが、日本国内でも同じ効果が期待できる保証は一切ありません。

PLCって、自ら雑音を発生するけど、自分以外が出す雑音に弱いんですよね・・(^_^)

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http://radio-no-koe.seesaa.net/
http://blogs.yahoo.co.jp/radio_no_koe
posted by ラジオの声 at 21:50| Comment(0) | 短波ラジオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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