2019年09月04日

A19 ルーマニア国際放送、短波放送廃止の反対声明(更新)

ロシア亡き後、東欧から唯一、日本向けに放送を行っているラジオ・ルーマニア・インターナショナルについて、短波放送廃止の動きがあり、話題になっている。

ルーマニアのジャーナリスト連盟のラジオ・ルーマニア支部による声明(プレスリリース)として、公的な新聞を通じて「短波放送廃止反対」を発表したもの。

このニュースはイタリアのリスナーさん bclnews.it さんが、2019年8月26日付けのルーマニアの新聞を引用して、伝えたもの。その新聞記事は以下の通り。
Nu distrugeţi Radio România Internaţional !(ラジオ・ルーマニア・インターナショナルを破壊するな) ('19.08.26)

その内容をざくっとまとめると、以下の通り。

ルーマニアは、シリアに次いで、世界で2番目にディアスポラを持つ国民であることを忘れないでほしい。最近の推定では、ルーマニア人が約970万人がいて、ルーマニア人としての権利をもち、ラジオルーマニアインターナショナルを聴く権利も持つ。

短波送信機を閉鎖することは、他の送信手段を置き換えるわけではなく、放送局の消失にあたる。ラジオとは、アナログまたはデジタルの電波で放送することに意味があり、インターネット上の放送は、ラジオではなく、単なるマルチメディア製品である。

RRI(ラジオ・ルーマニア・インターナショナル)が短波周波数を放棄すれば、他の国に有利な状況を与えてしまう。同時に、RRIが使用するシガネシュティ、サフティカ、およびガルベニの各送信所が閉鎖され、その従業員も移転または解雇される。

RRIの役割は、現在も過去も、非常に重要です。国を海外に広め、ルーマニアの意見を世界中に広めることである。長波、短波、中波のいずれであっても送信機を放棄すると、SRR(注:国内向けを含むラジオ・ルーマニアの統括組織)の活動の場に影響を与える。


ここ最近、たびたび短波送信が一時的に停止することがあることも、この件と関係があるかもしれません。

日本向けを公称する数少ない国際放送であり、日本のリスナーさんの声も重要になるでしょう。

2019年8月31日の録音より。


[2019年9月4日追記]

同ジャーナリスト連盟がリリースした情報によると、国営ラジオ放送の統括組織であるSRRの取締役会において、General Manerger による「短波放送停止」の提案は、否決された、と伝えられた。


【放送周波数と時間(A19シーズン】
 ラジオ・ルーマニア・インターナショナル日本向け英語放送

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ラベル:SWL A19
posted by ラジオの声 at 23:01| 短波放送 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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