[注]本稿は2014年9月13日に掲載したものを再編集したものです
以下の記事の続きです。
http://radio-no-koe.seesaa.net/article/414018287.html
"[再]USBドングルでSDR受信機(その2)"
USBのワンセグチューナーを利用する広帯域チューナー。50MHz以上の受信ならば、投資額 \980 だけで実現しました。
受信した電波を記録するには、一般のラジオならば「音声」を記録することになりますが、SDR受信機の特長は「ある一定幅の電波をまるごと」記録することにあります。フリーソフトであるSDR#(またはHDSDR)に、Recordingという機能があります。この機能では、PERSEUSと同様に、受信電波をI/Q信号へ分離し、チューナを接続したPCにてデジタル記録することが可能になります。
さて、ここからは本題である「短波」受信について、触れます。
投資額\980のまま、安値で実現させる方法と、さらにもう少し、お金をかけて実現する方法があります。
1)安値で実現する方法#1
基板上で多少の改造を行い、RTL2832Uというデバイスを direct sampling モードで動作させる。多くの方が実現されています。
ただし、「I/Q信号へ分離し、デジタル処理する」という本来の仕組みをフル活用しないため、感度がやや低め、というデメリットを招きます。
2)安値で実現する方法#2
標準的なQuadratuer samplingモードのまま、デバイスドライバの差し替えのみで短波帯が受信できるようになる、というもの。
最もお手軽そうに見えますが、私が試したところ、うまくいきませんでした。性能の低いデバイスを活用しているためかもしれませんが、誰でも手軽に成功できるとは限らない、というデメリットがありそうです。
さしあたり思いつくものは、こんな感じです。デメリットが目立ちます。諸先輩方の報告では多くの方が実現しているのも事実ではありますが・・・
しかしながら、1万円以下の追加で、お気楽に実現する方法があります。
HFアップコンバータという装置を使います。これを使って短波放送をお気楽に受信できるようになりました。諸先輩方のサイトに多数掲載されているので、ご存じの方も多いと思いますが、このあたり、長くなりますので、また後日・・・。
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http://radio-no-koe.seesaa.net/
http://blogs.yahoo.co.jp/radio_no_koe
2015年02月21日
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