2015年12月30日

B15 [雑誌ななめ読み] この1年の太陽活動とこれから

CQ出版さんのCQ誌(CQ ham radio)2016年1月号('15.12.19発売)にて、この1年の太陽活動とこれからについての記事が掲載されました。今年発生した磁気嵐とデリンジャー現象について振り返り、これからの予想にも触れています。



2015年は、この100年単位の活動の中のうち、『サイクル24』と呼ばれる期間の終盤にさしかかります。活動期であったとはいえ、黒点数で言えば低調であったことや、3月に発生した磁気嵐"St.Patrick's Event"が代表的な現象として紹介されました。

今後については、2020年に向かって太陽活動は下降に向かうことや、CME(コロナ質量放出)とコロナホールについての説明があり、太陽風を介して地球に影響を及ぼす現象を予測するにあたり、役立ちそうなURLをご紹介いただいています。

また、電離層観測の中で、短波リスナーに興味ある記事がありました。大洗(茨城)の観測施設にクロス・ループ・アンテナ7基を設置し、赤道をはさみ同じ緯度(南緯)にある Radio Australia(ラジオ・オーストラリア)の Shepperton 送信所からの放送波を受信。プラズマ・バブルが原因と思われる現象の観測を行っているそうです。

イオノゾンデ観測については、韓国と共同で、斜め放射による電離層観測を実施することになるそうです。従来の垂直方向の観測に加え、海上を経由して斜め放射による観測を行うそうです。スポラディックE層の発生などについて、より実践的な観測結果が得られそうな予感です。

以上の技術的な詳細はCQ誌にてどうぞ。

この号のCQ誌では、最新のSDR受信機 ELAD FDM-DUOr についても、少しだけ触れています。FDM-S2との違いは、チューニング・ダイヤルと周波数カウンタ、スピーカーを内蔵しているため、単体でも操作できるレシーバーに仕上がった点でしょうか・・・。

[追補]12/28に発生したフレアとCMEの到来により、12/30から31にかけて、磁気嵐の発生が予想されています。


【関連記事】
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posted by ラジオの声 at 10:43| Comment(0) | Shortwave | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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