米国本土にあるVOA(IBB)のGleenville送信所のうち、売却された土地に残されていた短波送信用のアンテナ鉄塔を撤去する作業が公開された。
ノースカロライナのTV局WITNが、2016年4月4日(月)朝8時に実施された48本の鉄塔の撤去の模様を伝えた。場所は、Beaufort(ボーフォート)にあるVOAのGreenville送信所のうち、サイトAと呼ばれた区画。このサイトAからの短波送信は2006年に終了しており、この土地は昨年8月から、野生動物の保護団体が所有している。(注:サイトBからは、VOAやRadioMartiなどによる送信が継続されている。)
http://www.witn.com/home/headlines/Radio-towers-being-demolished-in-Washington-373785161.html
撤去作業を担当したのは、Controlled Demolition, Inc.(コントロールド・デモリション)という、あらゆる建築物の撤去を専門とする企業。企業広告にはないが、9.11後のワールドトレードセンターの撤去作業も担当している。その、コントロールド社が2016年4月6日に、VOA鉄塔を撤去する模様の映像を公開している。根元をダイナマイトで爆破し、鉄塔が隣接する鉄塔を倒す。
https://www.youtube.com/watch?v=Zcsbny8PFZw&feature=youtu.be
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カナダRCI、2012年短波送信終了の記念映像 ('15.3.8)
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2016年04月09日
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