(1) SDR Console V.3 ダウンロード
ダウンロードサイトからインストール・アーカイブを取得する。バイナリは、Windows 32bit 版と64bit版に分かれることに注意。
SDR Console Download
(2)インストール
取得後、インストーラーを実行する。
(3) RTL-SDRデバイス選択
SDR Console を起動し、Select Radio をクリック後、Radio Definitions を開く。Definitions をクリックし、ここから Search にて、RTL-dongleまたは RTL-Dongle(TCP) を選択する。
(4) RTL Dongle 設定
(4-1) RTL Dongle
USBデバイスとしてWindowsパソコンのUSB端子へ直結しているRTL-SDRドングルを接続する場合は、以下のように設定する。

"1 device found" とメッセージが出ていることを確認後、Add をクリックする。
(4-2) RTL Dongle (TCPサーバー)
既にRTL-SDRドングルを「TCPサーバー」として運用している場合は、次のように設定する。

チューナーデバイスを選択後、"1 device found"とメッセージが出たことを確認。Addをクリックする(チューナーデバイスはサーバー運用しているドングルに内蔵されたものを正しく選択すること)。Radio Definitionsの画面にて Save をクリックする。
(5) コンバータのオフセット周波数を設定
Converter Selection の Edit を開き、RTL Dongleが選択されていることを確認する。

アップコンの場合は、 Type: から Up-converterを選択し、Freqにて、Hz単位でオフセット周波数を Add する。Definitionsに Up: 100.000.000 のような表示が出たら、OKをクリックし、Select Radio画面を終了する。
(6) Select Radio にて受信機の確認
SDR-Consoleのメニューへ戻り、Select Radio を再びクリックし、受信機が設定済であることを確認する。

(5)にて設定した受信機が、選択枝にあることを確認し、Start をクリックすると、受信を開始することができる。
【関連記事】
TCP接続によるRTL-SDR受信機リモート運用(その3)最終回
TCP接続によるRTL-SDR受信機リモート運用(その2)
TCP接続によるRTL-SDR受信機リモート運用(その1)
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