2018年05月07日

A18 ドイツDW65周年、フィデリオとインターバルシグナルの歴史

ドイツのドイチェ・ヴェレ(DW)は2018年5月4日、65周年にあたり、ジングル(インターバル・シグナル)の歴史と共に、ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」のあらすじを紹介した。

(英語)Beethoven on the air: the DW signature tune ('18.5.4)

(ドイツ語)Beethovens Fidelio: Eine kurze Geschichte der DW-Erkennungsmelodie ('18.5.4)

ざっくりとまとめると、以下の通り。

●ベートーヴェンの歌劇「フィデリオ」のあらすじ

 悪徳所長が仕切る刑務所が舞台。そこでは、政治犯として捕らえられてしまうと餓死するといわれていた。その中、ある男が地下牢に投獄された。
 そこに立ち上がったのは、彼の妻。男装の上、フィデリオという名を名乗り刑務所へ侵入。夫があわやピストル(筆者注:ナイフの説あり)で撃たれそうになったところを、フィデリオが立ちはだかる。
 その瞬間、所長の悪事を知った大臣が刑務所へ到着、トランペットが鳴り響く。大臣は政治犯として捕らえられていた友人を救い、釈放する。

●DWのインターバルシグナルに選ばれた一節

ハッピーエンドとして描かれ、友を救った大臣が「兄弟よ、さがしていたぞ」、そして、フィデリオに扮した妻との夫婦愛を称える(たたえる)歌の場面が、1953年5月3日のドイチェ・ヴェレ放送開始日からのジングルとして採用された。

●チェレスタを用いた有名なインターバルシグナル

チェレスタを用いたインターバル・シグナルは妨害電波の中、絶え間なく流れ続けた。

●Tune for the show "Bunte Noten" 2001

その後、いろいろなアレンジがなされ、2001年版はトランペットによるジャズ調のものになった。

●現在のオープニング・ジングル

現在、30の言語による放送で使われている開始時のジングル。2010年にオーディオデザインに関する賞を受賞している。このほかに2つのアレンジが紹介されているので、DWのホームページをご参照あれ。

●2018年の新曲

新たな楽曲が間もなく発表される。その時、再び、ベートーヴェンの歌劇で流れる歌が再び聴こえるようになる、と予告している。

●ご参考
ベートヴェンのオペラとして名高い「フィデリオ」は、今年も 2018年5月20日より、東京の新国立劇場にて上演されます。

【関連記事】
 [B17] ドイツDW、短波による英語・フランス語を廃止 ('17.10.27)
 短波放送における歴史的録音 ('17.9.9)
 短波放送受信状況(150605中東) Deutsche Welle UAE送信 ('15.6.6)

---
http://radio-no-koe.seesaa.net/
ラベル:A18 DW shortwave
posted by ラジオの声 at 21:50| 短波放送 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
人気記事
    本ブログのRSSフィードは以下です
    http://radio-no-koe.seesaa.net/index.rdf#
    タグクラウド
    BCL RTL-SDR
    RECENT SWL REPORT