
時間短縮の理由は説明されていないが、現地時間 2019年8月26日 から 30日まで、ブエノスアイレスで初めて開催されるHFCCカンファレンス(国際周波数調整会議)の都合によるものと思われる。
この会議は、ブエノスアイレス市内の国営放送局とキルチネル国際文化センターにおいて開催され、世界各国から60人の関係者が集い、ITU国際電気通信連合に対する国際的なコンサルタント機構として、短波放送の周波数を決定し、通信状態を快適にするための調整を行う。今回の会議では、RAEがホストとなる。
[RAE 8/29] Conferencia de la HFCC – International Broadcasting Delivery
この日の日本語放送によると、HFCC会議出席者に対して、アルゼンチンの南極基地に位置する「サンガブリエル大天使支局」の放送を短波に乗せるためのバルブを取り付ける技士官によるデモンストレーション、ならびに、(ブエノスアイレスから30km離れた場所に位置する)ヘネラル・パチェコ送信所の見学が予定されている。
エンディングにおいては、植田さんが、30分と告知すべきところ、うっかり1時間としゃべってしまい、訂正する一幕があった。また、日本語放送枠は1時間確保されているため、残り30分は過去番組の録音がフィラーとして使われた。
なお、このHFCC会議に合わせて、アルゼンチンに向けてDRM方式によるデモンストレーション送信が予定されている。
放送日:2019年8月27〜30日
放送時間および送信所:
0100-0200 21630 kHz アセンション送信 (Az 245)
実施局:BBC, KBS, NHK, TWR
0330-0400 17535 kHz サンタマリア・ディ・ガレリア送信(Az230)
実施局:Vatican Radio
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