受信機の通信販売で知られるアペックスラジオさんが、2019年7月頃から米国C.CRANE(シー・クレーン)社の短波ラジオを扱い始めた。
米国のポータブルラジオのブランドとして、同じく米国の ETON(イートン)社と人気を二分する存在で、いづれも中国メーカーによるOEM製品。近年、米国ブランドのポータブル・ラジオは、日本ではほとんど流通したことがなかった。
ラジオの中身については、朝日電器さんのELPAブランドのラジオとの差異を見出すのが難しいが、少なくとも、デザインに違いがみられる。ラジオそのものについては、諸先輩方にお任せするとして、C.CRANE社について、Wikipediaの説明を軽く紹介しておきたい。
同社は 1976 年に Bob と Susan のクレーン夫妻によって、家具を設計販売する会社としてスタートし、1983年から電気機器の販売店へ変身した。最初の電気製品は、中波用のアンテナ「Select-A-Tenna」で、深夜ラジオを聴くリスナーに向けて宣伝を行った。その後、徐々に製品を増やし、独自のラジオを設計するため、Sangean社と提携。高感度なポータブルラジオを意図した製品を扱い、近年は、高性能なオーディオ品も扱うようになった。
以下に、C.CRANE社のウェブサイトとカタログを紹介します。
C.CRANE社のウェブサイト(英語)
C.CRANE社の短波ラジオ
C.CRANE社の短波アンテナ
このカタログには、APEXRADIOさんが扱わない製品も含まれますが、リファービッシュ品もあり、目を引きます。
日本の販売代理店としてのAPEXRADIOさんの楽天サイトもご参照下さい。
APEXRADIO "C.CRANE"
ハイエンドモデルとして、CC SKYWAVE SSB 、エントリーモデルとして CC SKYWAVE の2機種を販売しているようです。そのエントリーモデルでも、価格が異なる2タイプが売られていますが、この違いは不明です。なお、FMは 米国仕様と日本仕様に切り替えが可能で、日本のワイドFMの周波数を含みます。
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2019年08月31日
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