2020年09月15日

A20 インドネシア日刊紙、VOIによる短波放送の記事

インドネシアの経済日刊紙ビスニスが、75周年を迎えたインドネシアの声を特集。同局が短波放送を継続し続けていることに関する記事(2020年9月14日付け)を発信した。

Voice of Indonesia: Mengudara dari Indonesia untuk Dunia (邦訳: インドネシアの声:インドネシアから世界へ。世界の主要局は効率を理由に短波放送を縮小している) ('20.09.14)

著作権都合により、ポイントのみですが、ジャカルタに在籍するアナウンサーは、国内向けと国際放送の両方を担当していること、海外向けは日本語を含む9か国語で放送しており毎日2時間(筆者注:日本語の場合は、短波1時間、ストリーミング2時間)の放送であることや、短波 3325kHz に加え、ウェブサイト、YouTubeチャンネル、アプリ RRI Play を介して、ニュースを海外に発信している、と伝えた。

同局は、オランダによる占領が続いていた第2次大戦後(1945年)に、アチェ州のベナーメリア ( Bener Meriah ) にある送信所からラジオ・リンバラヤ ( Radio Rimba Raya ) の名称で放送を開始。当時、オランダで開催された(インドネシア独立を検討する)円卓会議に合わせ、ハーグでも受信された、とのこと。

さらに、なぜ短波放送を続けるのですか?という同紙の問いに対しては、「短波放送は、遠隔地または海洋にいる人々によって聴取されているので、維持を決定した。」と強調したうえで、「しかしながら、短波放送が効率という理由で多くの世界の主要なラジオ局が放棄したことを否定しなかった。」とも伝えている。

この記事の中で注目されるのは、BBCなどが新しい技術を取り入れていることを触れる中で、DRM放送の件が触れられ、「2021年に新型の 25kW 短波送信機を購入する予定。その建設に 450億 ルピア(筆者注:3億円)が必要」と書かれているところがポイント。

昔から予算不足が伝えられる中で、新たな展開が検討されていることは、前向きに評価したい(*1)。なお、記事中に、日本を含むリスナー各位からの受信報告書のスナップショットも掲載されている。

(*1) インドネシアの場合、政府閣僚同士、官僚同士で不一致言動が多いことに注意。

【令和版・世界の日本語放送】インドネシアの声 日本語放送
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posted by ラジオの声 at 08:25| 短波放送 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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