2020年11月07日

[予約再開] A20 Sangean、最新フラグシップ・ラジオを発売へ

台湾 Sangean(サンジーン)欧州法人にあるショップを覗いたところ、最新型のラジオが出品されている。2020年12月15日発売らしい。

【2020/10/11 初出】
型番は ATS-909X2 。
[Sangean Shop / Europe] ATS-909X2 リンク切れ('20.10.21)

従来のラジオとの大きな違いは、エアバンド対応とFMスケルチあたり。他にも、バッテリまわりで工夫が加わっている。

詳細は追って記載予定。
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[追記 2020/10/11]
ATS-909Xとの違いについて、判明したものを追記します。ただし、ここに掲載したものは、約束された仕様ではありません。今後、発売に向けて仕様変更されることも、ご配慮下さい。

【受信バンド】
 1.LW/MW/SW/FM に加えて Airband の追加
 2.FM RDS機能(日本では使えない)

【周波数メモリー】
 1.メモリー数は 1,674個(909Xは400個強)

【チューニングステップ】
 1.SSBは 20Hz と 10Hz

【周波数帯域調整】
 1.帯域幅の自動調整(ポータブルラジオではあまり聞いたことがない?)
 2.手動調整も可
 3.帯域幅はバンド別に定義

【電源・バッテリー】
 1.AA電池(日本でいう単3電池?)が4個
 2.NiMH(いわゆるニッカド)充電を考慮
  (最近流行の 18650 のように爆発の危険があるリチウムイオンではない)
未確認
 3.スマート充電機能
   1個でも充電可能?

【時計/アラーム】
 1.現地表示を含む世界時計
 2.アラームは3個セット



Sangeanについて
台湾 Sangean (山進電子)は、1974年にヤン兄弟2人が始めた会社。既に45年を越えました。兄のヤン氏はかつて、日本に徴兵され、無線を担当していました。1993年に大陸の東莞に工場を建設。前身の ATS-909 が発売されたのは 1997年でした。のちに ATS-909X が発売された後、ワールドバンド・レシーバーの開発をやめていました。2020年からは、コペックジャパン(東京)さんが、Sangean の ラジオ付き Bluetooth スピーカーを日本仕様に合わせて、発売を開始しました。

【2020/10/21 追記】
 発売延期になった、とのこと。ウェブサイトからも消去された。(10/21 AM2:40)

【2020/11/07 追記】
 米国と欧州で予約受付が始まったとのこと。米国は1月1日発売、欧州はQ1。(11/07 PM4:00)
 [amazon.com] Sangean Ultimate FM/SW/MW/LW/Air Multi-Band Radio
 [Sangean Shop] ATS-909X2


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ラベル:SANGEAN
posted by ラジオの声 at 16:05| 短波ラジオ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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