2021年09月19日

A21 CRI日本語、番組制作を縮小

9月から中国国際放送(CRI)の日本語放送の制作が縮小されました。

9月4日(土)夜(翌朝再放送)の放送から、週末はオープニングジングルと冒頭のニュースが省略され、過去番組が流れるようになりました。これまで放送された番組は次の通りです。

・9月4日夜(5日朝)
 「キーワードチャイナ」ほか
・9月5日夜(6日朝)
 「47都道府県で実践中国語」ほか
・9月11日夜(12日朝)
 「キーワードチャイナ」ほか
・9月12日夜(13日朝)
 「47都道府県で実践中国語」ほか
・9月18日夜(19日朝)
 「キーワードチャイナ」ほか

同局は数年前からリストラが検討されており、その一環と思われます。このリストラは6月末の紙製の受信報告書ベリカードの廃止にも影響が及びました。

また、日本語以外でもドイツ語放送では短波放送が中止されるに至りました。21年9月19日現在、オープニングジングルとアナウンスは確認できますが、フィラー音楽のみが放送されています。下記の録音はフィラー音楽になってからのドイツ語放送のオープニングです。たまたま受信状態が良くありませんでしたが、通常は強力に受信できます。近日中に停波するかもしれません。


0100-0257 7380,11725
0300-0457 7395,11650,11775
1400-1557 17615,17720

各国の国営放送局については、ふたたび転換期を迎えつつあるかもしれません。

('21.10.20 追記)
2021年10月19日(20日)の放送によると、「9月1日から編成に変更があり、祝祭日と休日はラジオニュースを放送しないことになった」とのこと。


【関連記事】
 A21 TRT日本語の最終アーカイブ ('21.09.18)
 A21 10月からのラジオタイランド ('21.09.17)

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posted by ラジオの声 at 10:51| 短波放送 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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