HFCCよりB21シーズンの周波数リストが開示されました。
B21 Updated Operational Transmission Schedule
B21シーズンは 2021年10月31日から始まり 3月27日で終了します。今回の公開は、各国からの申告に対して 9月8日に締め切られた分であり、2021年10月18日から開示されました。
この中から、日本向けを中心に情報を抜き出してみました。
■インドネシア
Station : Voice of Indonesia
日本語番組の登録時間とは異なるが、日本語放送としては、おそらく今まで通りであろう。
3325kHz 1100-1200 パランカラヤ 50kW
4750kHz 1100-1400 ウジュンパンダン 10kW
なお、上記以外に注目したいのは、ウジュンパンダンから次の周波数が登録されている。本当に使われるのかどうか、注目したい。
9550kHz 1800-2200 ウジュンパンダン 7k/ND
9565kHz 0700-0900 ウジュンパンダン 5k/85
11750kHz 0700-0800 ウジュンパンダン 250k/280
11885kHz 2000-2200 ウジュンパンダン 100k/85
■ウズベキスタン
Station : Media Broadcast Tashkent site
Program : Pan American Broadcast 主の再臨にそなえて
5945kHz 2100-2300 100k/66
波平さんの番組と思われる登録が、リストアップされています。
平日を含め毎日登録されていますが、おそらく 毎週土曜 2200でしょう。後日、ドイツのMBR(Media Broadcast)から発表されるスケジュールで確定します。なお、5945kHz は中国も同じ時間帯 (1900-0305) に登録しており、例年通り、激しい混信が予想されます。
■オーストラリア
Station : Reachbeyond Australia
Program : HCJB日本語放送、Thru the Bible
15410kHz 0725-0800 75k/5
11905kHz 1955-2030 75k/5
夜間は19mbから25mbへ移動します。HCJBとしては土日放送で変わりありませんが、夜間は平日も登録されているため、Thru the Bible の放送については様子見となります。
■タイ
Station : Radio Thailand worldservice
Program : ラジオタイランド日本語放送
9940kHz 2200-2215 250k/54
周波数は例年、冬に使われている周波数に戻ります。番組継続の動向を含め、様子を見ましょう。
■グアム
Station : KTWR
Program : フレンドシップラジオ
7500kHz 2115-2145 (日) 200k/320
A21に続き、B21も周波数は登録されましたが、法人都合で継続の有無が決まります。現時点で番組の継続については決まっておりません。
■グアム(DRM放送)
Station : KTWR
Program : 日本向けDRM放送
9910kHz 2028-2130 (土) 50k/350
変更予定はありません。
■モンゴル
Station : Voice of Mongolia
Program : モンゴルの声日本語放送
12015kHz 2400-0100 日本語、英語
12085kHz 1830-2000 モンゴル語、中国語、日本語
放送時間と周波数に変化なしの様子。
■CRI 中国国際放送
Station : CRI
Program : 中国国際放送 日本語放送
7325kHz 1900-2000 500k/59
9440kHz 1900-2000 500k/73
7260kHz 2000-2100 500k/73
7325kHz 2000-2100 500k/59
7260kHz 2100-2200 500k/73
7325kHz 2100-2200 500k/59
7325kHz 2200-2300 500k/73
7410kHz 2200-2300 500k/59
7355kHz 2300-2400 500k/73
7410kHz 2300-2400 500k/59
5980kHz 2400-0100 500k/73
7220kHz 2400-0100 500k/59
5985kHz 0700-0800 500k/73
7430kHz 0700-0800 500k/59
9695kHz 0800-0900 500k/59
9720kHz 0800-0900 500k/73
■北朝鮮
Station : KCBS (ITU登録による)
Program : 朝鮮の声日本語放送
9640kHz 1600-2200 200k/109
9650kHz 1600-2200 200k/109
11865kHz 1600-2200 200k/109
11870kHz 1600-2200 200k/109
9650kHz 0600-0900 200k/109
11865kHz 0600-0900 200k/109
北朝鮮はHFCCの調整会議には参加せず、直接、ジュネーブのITUへバックアップ波を含めて周波数を申告している。ここに掲載するのは、ITUに登録されたもの。なお、ITU登録の場合はバンド外の7580kHz は登録されない。
■パラオ(東アジア向け英語)
Station : Hope Radio (T8WH)
Program :
9965kHz 24h
B21も同じ周波数が登録されている。実際には24時間放送されることはない。
■ルーマニア(日本向け英語)
Station : Radio Romania International
Program : Radio Romania International
7325kHz 0800-0900 300k/52
9620kHz 0800-0900 300k/52
例年通り、現地夏時間終了により、放送時間が1時間遅くなる。
■フランス(アフリカ向けフランス語)
南米回り伝搬のうち日本で受信できる可能性があるものは次の通り。なお、台湾中継ベトナム語放送は登録されていない。
1600-1700
9790 11700 13695 15300 17850
1700-1800
13695 15300 17850 21580
■バチカン放送局(中国語)
日本でもっと受信しやすいバチカン放送局は、東アジア向けアジア中継の朝7時。夜は日曜のみ。
ローマ(サンタマリア・ディ・ガレリア)送信
7410kHz 0700-0730
フィリピン・マニラの北にあるティナンからの送信
7485kHz 2130-2215 (日)
9720kHz 2130-2215 (日)
サイパン送信
9580kHz 0700-0730
■バチカン放送局(東欧向け)
東欧向け短波放送は次の通り。ウクライナ語については、ウクライナの夏時間終了に伴い放送時間が遅くなる。ローマからの電波は、日本でも深夜、シベリアを超えての電波が受信しやすい。
ロシア語
ローマ(サンタマリア・ディ・ガレリア)送信
6185kHz 0120-0140 250kW Az:55
7360kHz 0120-0140 250kW Az:62
ロシア語
フィリピン・マニラの北にあるティナンからの送信
9810kHz 2130-2150
テニアン島送信
7420kHz 2130-2150
ウクライナ語
ローマ(サンタマリア・ディ・ガレリア)送信
6185kHz 0240-0300
7360kHz 0240-0300
9645kHz 1605-1700
11815kHz 1605-1700
■アラスカ
アラスカKNLSの東アジア英語放送の予定は次の通り。
6075kHz 1700-1800 100k/270
9680kHz 1900-2000 100k/270
9580kHz 2100-2200 100k/270
9625kHz 2100-2200 100k/270
6110kHz 2300-2400 100k/270
---
http://radio-no-koe.seesaa.net/
2021年10月20日
人気記事
http://radio-no-koe.seesaa.net/index.rdf#
タグクラウド
BCL
RTL-SDR
RECENT SWL REPORT