発電所内 ラジオ局終了へ ＮＨＫ、あすまで 天竜・佐久間 送電線放送 国内３例 ('24.9.29)
この局は浜松市天竜区佐久間町にある水力発電所、電源開発佐久間発電所に存在していたもので、もともと、送電線を引いたことによる雑音対策のために開設された特殊なラジオ中継施設。ラジオ用送信機を送電線へつなぎ、電力線搬送波として1341kHz (100W) でラジオを送信していた。親局はNHK静岡第1放送。57年11月8日実験局として開設され、64年2月1日に正式開局した。旧コールサインは JO3AB。免許番号は海放第78号（NHK佐久間R1）。
また、電源開発の設備がある東京都町田市でも受信できる、という話もあった（筆者は未確認）。廃止の理由は、発電所内の送電線の建替え工事にあたり、ラジオへの雑音（コロナ放電と呼ぶ現象）が解消される見通しであることと、他局からの送信、もしくは、代替え受信所の設置でカバーできる可能性があるため。情報源は以下です。
NHK理事会（24年4月9日開催分）議事録
電波監理審議会(令6.6.5) 資料 資料２日本放送協会所属の佐久間ラジオ（AM）中継放送局の廃止 ('24.06.05)
Wikipedia 佐久間中継局
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